2025年9月ウズベキスタン旅行 準備編
2025年9月5日から11日まで、ウズベキスタン(サマルカンド、ブハラ、タシケント)を旅行しました。この記事は、準備編です。
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旅のテーマは「ウズベキスタンの今と昔を知る」
「今度ウズベキスタンに行くんですよ」と周囲の人に伝えると、いつも「へー、いいね。でもなんでウズベキスタンなの?」という質問が返ってきた。実は自分でもよくわかっていないので、答えに窮した。
なぜウズベキスタンなのか?
「サマルカンドにはブルーが印象的なイスラム建築がある」
「その昔、シルクロードで栄えた」
「サッカー日本代表がよく戦ってる相手」
くらいの知識しか持ち合わせていなかった。大学生のとき初めて海外旅行に行ったのが、ローマ・ギリシア・トルコだった。もう30年前のことだ。そのとき、イスタンブールで見たブルーモスクに強く惹きつけられた。偶像を徹底的に排しながら、こんなにも超越的な存在を感じさせることができるんだと、衝撃を受けた。
その強烈な印象は、この30年間、常に心の中に静かに残り続けていて、ふと「どこか旅に出たいな」と思ったときに、「イスラム建築が見て回るというのもいいな」という思いを呼び起こした。
候補として、中東や北アフリカもあったが、「サマルカンド」という街の名前の響きが気に入っていた。調べてみるとウズベキスタンにあるらしい。
大阪・関西万博でウズベキスタン館
実は、ウズベキスタンがどこにあるのか、正確な位置もよくわかっていなかった。
本を読んで歴史や社会を勉強すると、ウズベキスタンへの興味の質がぐんと上がった。
少し遅い夏休みを取って、9月上旬に行くことにした。
旅程を考える
サマルカンドの他に、ブハラ、タシケント、ヒヴァという街が、有名な観光地らしい。せっかくなので全部訪れたいが、旅程を作ってみると、ヒヴァだけ他の3都市から離れていて、行くとなると、かなり慌ただしい旅になってしまう。
今回は泣く泣くヒヴァは諦めて、タシケント、サマルカンド、ヒヴァの3都市を回ることにした。
フライトを調べてみると、直行便は成田発着のみで、大阪からは韓国経由しか選択肢がなかった。