【ウズベキスタン旅行】両替の悩みをWiseで解決した話
2025年9月にウズベキスタンを旅行した際、現地通貨「スム」の両替に関する悩みをWiseでどう解決できたかを紹介します。

ウズベキスタンでの現金入手がややこしい問題
旅行前に調べてみたところ、ウズベキスタンではまだクレジットカードが使えない場所が多く、現金(スム)が必須だとわかりました。しかも現金の入手方法がいろいろあって、それぞれメリット・デメリットがあるので、どの方法が最適かを考える必要がありました。
スムを手に入れる方法としては、主に以下の2つが考えられます。
1. 両替所で両替する
空港や銀行、ホテルの両替所で両替する方法。しかし、日本円に対応していない場所が多いため、事前に日本円から米ドルに両替しておく必要があります。まとまった米ドルを持ち歩くリスクもあり、両替所を探す手間もかかります。
2. クレジットカードを使ってATMでキャッシングする
ATMは街のあちこちで見かけるので、こちらのほうが手軽です。しかし、日本のクレジットカードでキャッシングすると、日本円での決済となるため、レートや手数料の面で米ドルよりも不利になりがち。さらにキャッシングなので金利もかかってしまいます。
スムの再両替がほぼ不可能
さらに面倒なのが、余ったスムを再両替するのが非常に難しいことです。(手続きが煩雑で、対応してくれる場所もほとんどないそうです。)そのため、スムは余らないように、必要最低限だけをこまめに両替する必要が出てきます。
まとめると、
- レートのよい米ドルで両替したい
- 手数料を抑えるため、両替やキャッシングの回数は最小限にとどめたい
- スムが余らないように、こまめに両替したい
という3つの悩みを同時に抱えることになります。
Wise が大活躍
これらの悩みを、今回の旅行では Wise で解決することができました。

Wise は海外送金サービスとして有名ですが、海外旅行でも大活躍します。主な特徴・メリットは以下の通り。
- Wiseの口座で、複数の通貨を保有できる
- アプリを使って好きなタイミングで入金や両替ができる。手数料も低い
- 「Wiseカード」という物理的なデビットカードを発行できて、キャッシュレス決済に使える
- このカードを使ってATMで現金引き出しもできる。手数料も低い
今回の旅では、
- 日本円から米ドルへの両替
- ATMからの現金引き出し
- カード払い
のすべてにおいて Wise だけを利用しました。
1. 日本円から米ドルへの両替
残念ながら、Wiseはスムには対応していないので、Wiseで直接スムに両替・保有することはできません。
かわりに、日本円を銀行口座から入金し、米ドルに両替しておきます。アプリ内で両替レートや手数料をリアルタイムで確認でき、操作も簡単でした。レートも良く、手数料も安いです。

2. ATMからの現金引き出し
現地では、Wiseカードを使って現金(スム)はATMから引き出しました。
やりかたは次の通り。
- ATMにWiseカードを挿入
- 言語を「English」に設定
- 4桁のPIN(暗証)コードを入力
- メニューから「Withdrawal(引き出し)」を選択
- 引き出したい金額(スム)を選択もしくは入力
気になるATM引き出し手数料ですが、1か月に2回まで、かつ合計30,000円相当額まで無料で引き出すことができます。 3回目以降の引き出し手数料も70円くらい。これなら回数を気にせずに利用できますね。
今回は、様子を見ながら50万スム(6000円くらい)ずつ、計4回引き出しました。最後に残ったのは2万スム(200円くらい)程度だったので、うまく両替ができたと言えるでしょう。(残ったスムは空港の募金箱に寄付しました。)
もう一つ、Wiseには優れた点があります。クレジットカードのキャッシングは、自国通貨(日本円)でしか決済できませんが、Wiseの場合は保有している通貨のうち最も手数料が安いものを自動的に選んでくれるという特徴があります。今回は日本円と米ドルを保有していましたが、常に手数料が低い米ドルで決済されました。
クレジットカードでのキャッシングの手軽さと、両替手数料の安さ・レートの良さを両立できるのが、Wiseの最大のメリットだと思います。
3. カード払い
クレジットカード払いに対応している場所では、Wiseカードを利用しました。(配車アプリの「Yandex Go」もWiseカードを登録して支払いました。)
デビットカードなので、即時決済されて安心です。あとから支払い履歴を確認しやすいのも良いですね。

ここでも、最も手数料が安い保有通貨が自動的に選ばれます。
まとめ
個人的には、ウズベキスタン旅行での決済手段として、Wiseは最適な選択肢だと思います。ウズベキスタンだけでなく、他の国を旅行するときにも同じように活用できるので、これから海外旅行の予定がある人は、ぜひ試してみてほしいです。
最後に、招待リンクを置いておきます。こちらからアカウントを作成すると、Wiseカードの発行手数料1,200円が無料になるので、よければどうぞ。
https://wise.com/invite/dic/yoshihidej