2025年9月ウズベキスタン旅行記 【5日目 サマルカンド】

2025年9月6日から11日まで、ウズベキスタン(サマルカンド、ブハラ、タシュケント)を旅しました。その旅行記の5日目です。


この日は朝からショブ・バザールへ。Yandex Go でタクシーを呼んで移動する。仏頂面で愛想がないドライバーだったが、目的地に到着すると振り返って「どこから来たんだい?チーノ(中国人)?」とにこやかに質問してきて、ただのツンデレキャラだった。

ショブ・バザールの入口
ショブ・バザールの入口
大袋に山盛りのジャガイモ
大袋に山盛りのジャガイモ
新鮮なハーブや野菜が並ぶ
新鮮なハーブや野菜が並ぶ
色とりどりのフルーツ
色とりどりのフルーツ
バザールの外で売られるナン
バザールの外で売られるナン
大量のスイカ
大量のスイカ
豆や穀物の量り売り
豆や穀物の量り売り

ショブ・バザールに来た目的は、スパイスとドライフルーツの購入。どちらもは観光客に人気のある商品で、たくさんの店が並んでいる。通路を歩いていると、両側の店から次々と声がかかるのだが、みんな判を押すように「Chinese? Korean? Japanese?」という順番で呼びかける。観光客の数が多い順なのかな?

まずはスパイスを買うことにする。店の数が多すぎて決めかねていたが、いつまでも迷っててもしょうがないので、えいと適当に店を選んで、カレーづくりに使えそうなスパイスのセットとクミンシードを買う。バザールには値札というものがなく、値段は交渉で決めるのだが、相場がまったくわからない。「いくら?」と聞くと、電卓で示してくるので、それに対してこちら希望する値段を伝える。しかし、気後れしてしまい、最初に思い切った値下げを要求できず、何度か電卓でやり取りしたが、最後は相手の言い値に近い感じになってしまった。うーん、ちょっと交渉下手だったか。

色鮮やかなスパイスが山のように積まれている
色鮮やかなスパイスが山のように積まれている

次にドライフルーツ。何軒か見て回っていると、店番をする少年が勢いよく声をかけてきた。「平日の朝なのに学校はどうしたんだろ?」という疑問が湧いたが、愛想よく、人懐っこい感じだったので、この店で買うことにした。

(観察していると、少し離れたところにいた大人の店員が「お前に任せたからやってみろ」という感じの目線を送っていた。)

やる気満々の少年
やる気満々の少年

やる気満々の少年は「Only tasting! Only tasting!(味見だけでいいから!)」と言いながら、次々とナッツやドライフルーツを差し出してくる。「ピスタチオは心臓にいいんだよ!」「脳にはクルミがいいんだよ!」と健康面を訴求したかと思えば、「アプリコットにクルミをのせて一緒に食べてごらん、ほら、最高でしょ!」と新しい食べ方を提案してくる(確かに美味しかった)。

次々と試食を勧める少年
次々と試食を勧める少年
アプリコットにクルミをのせる少年
アプリコットにクルミをのせる少年

差し出されるがままに試食をして、お腹いっぱいになりそうだったが、いつまでも食べているわけにはいかない。そろそろ本題に移ろうぜ。「レーズンとクルミがほしいんだけど」というと、「Half kilo? one kilo?(0.5kg? 1kg?)」と聞かれた。なるほど、キログラム単位で買うのね。

キログラムでなんか買ったことがないので、日和ってとりあえず「Half kilo」と答える。袋に入れてくれたが、これぐらいならもうちょっと買ってもいいかなと思ったので「やっぱり1キロにして」と言うと、ニコニコしながら追加してくれた。

さらに、買う予定がなかったアプリコットも0.5kg購入。(試食して美味しかったので...見事に相手の作戦勝ち。)

さて、いよいよ値段交渉だ。さっきのスパイス屋では下手を打ったので今回はうまくやりたい。相手も腕まくりする雰囲気が伝わってくる。

自分)「いくら?」

少年)「480,000(スム)、いやあなただけの特別プライスで450,000でいいよ!」

自分)「300,000がいい!」

少年)「いやいや、それはないよ。380,000で!」

自分)「いや、300,000で!」

少年)「じゃあ 350,000でどうだ!」

100000スム以上下がったので、この辺が落としどころかなと思って350000スムで手を打つ。交渉成立。

ところが、財布を覗くと、現金310000スムしか入ってない!

「ごめん、これだけしか持ってなかった...」と情けなく財布を見せると、しょうがないなぁという感じで了承してくれた。申し訳なかったかなと思ったけど、そこは少年とはいえバザールの商人。たぶんこれでも儲かってるんだろう。楽しい買い物体験になった。

無事買い物も終わり、お昼どき。昨日行って気に入った「Sayqali Samarkand Chayhana」でもう一度ランチをとることにした。今日はプロフとサラダ、デザートにスイカを注文。どれも美味しかったが、最後に食べたスイカの甘さに感動。日本で食べるスイカも、シルクロードを渡って来たんだなぁと歴史の悠久さに思いを馳せる。

Sayqali Samarkand Chayhana の外観
Sayqali Samarkand Chayhana の外観
プロフ
プロフ
トマトときゅうりのサラダ
トマトときゅうりのサラダ
スイカ
スイカ

食後はそのままイスラム・カシモフ通りを抜けて、レギスタン広場へ。今まで遠巻きにしか見てなかったが、実は楽しみに取っておいたのだった。一人100,000スムの入場料を払って広場のなかへ。(ちなみにクレジットカードで払えました。)

レギスタン広場
レギスタン広場
シェルドル・メドレセのファサード。ライオンと鹿のモザイクが特徴的
シェルドル・メドレセのファサード。ライオンと鹿のモザイクが特徴的
メドレセの1階がおみやげ店になっているのはどこも同じ
メドレセの1階がおみやげ店になっているのはどこも同じ
メドレセ内部の精緻なモザイク装飾
メドレセ内部の精緻なモザイク装飾
アーチの天井を見上げる
アーチの天井を見上げる
ティラカリ・メドレセを背にレギスタン広場を眺める
ティラカリ・メドレセを背にレギスタン広場を眺める
ティラカリ・メドレセの黄金の礼拝堂に圧倒
ティラカリ・メドレセの黄金の礼拝堂に圧倒
メドレセの扉の向こうに見えるレギスタン広場
メドレセの扉の向こうに見えるレギスタン広場
レギスタン広場を眺める3人の男性の背中
レギスタン広場を眺める3人の男性の背中
Samarkand - Cultural capital of islamic world という思い切ったキャッチコピーが書かれた看板
Cultural capital of islamic world とはなかなか思い切ったな

レギスタン広場を存分に堪能して時間は夕方。まだそんなにお腹は空いていないが、明日は夜明け前に出発なので、早めに夕食を取ろうということで、Googleマップで評価が高かったManti na Zakazというマンティ専門店に行ってみることにした。

Manti na Zakazの店内の様子
Manti na Zakazの店内の様子

メニューはなく、マンティのみ。席につくと「2人前?」聞かれる。先にナンとお茶がテーブルに置かれ、しばらくすると大きなマンティが乗った皿が出てきた。

1人前のマンティ
1人前のマンティ
美味しそうなマンティ
美味そう...
チャイ
チャイ

さすが、マンティだけで勝負している店だけあって、味は間違いなし。肉肉しくて大満足。

マンティ2人分(10個)とチャイ、それからジュースのボトルを頼んで、合計110,000スム。お会計のときに、拙いウズベク語で「美味しかったです」と伝えると、店のおじさんたちはとても喜んでくれて、「ホンダ!トヨタ!オーサカ!」と知ってる日本語で返してくれた。

ホテルに帰る途中、Registan sweet cakeというケーキ屋さんに寄って、夕食後のデザートにチョコレートケーキを買って帰る。

ショーケースに並ぶ焼き菓子
ショーケースに並ぶ並ぶ焼き菓子
見た目はとても美味しそうなチョコレートケーキ
見た目はとても美味しそうなチョコレートケーキ

ホテルに帰って食べたが、案の定というか、めちゃくちゃ甘かった...

さて、明日はいよいよ最終日。早朝5:08の列車でタシケントに向かいます。

(つづく)

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